11月20日の産学官連携シンポジウムで講演いただく水谷 直也 様にコメントをいただきました!
・講師:塩野義製薬株式会社 製剤研究所 水谷 直也 様
・演題:「患者ニーズに応えた製剤改良—スルファメトキサゾール/トリメトプリムミニ配合錠の製品開発—」
(以下、講師の水谷様からのコメント)
私は2009年に、塩野義製薬株式会社に入社して、製剤研究所に配属以降、新規経口固形製剤の製品開発、技術移転及び申請対応業務、さらには注射製剤の製剤設計など様々な業務に従事してまいりました。
また、2016年、大阪府立大学 大学院工学研究科にて博士 (工学)を取得しております。
近年では、「徐放性製剤」や「小児製剤」の分野に注力しており、新規な徐放性製剤の発明及び特許出願や、数々の学会発表及び論文投稿を実施しており、
2024年からは日本薬剤学会小児製剤FGにて執行部メンバーとして活動、小児に適した剤形の研究などを他社や海外の企業と議論しております。
当日は、スルファメトキサゾール/トリメトプリムの小型錠開発にあたって、医療機関との連携による適切な剤形の選定はもちろん、社内でのプロジェクトの立ち上げや当局相談などの詳細についてもお話ししたいと考えています。
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