一般社団法人富山県薬業連合会、富山県医薬品工業協会との共催により、医薬品の受託製造に係る品質保証の向上と実務担当者の人材育成を目的とした「受託製造所のQA交流会」を令和6年12月11日(水)〜12日(木)に開催しました。
研修指導 くすりコンソ・アドバイザリーボード委員 脇坂 盛雄 氏
講演講師 日医工株式会社 信頼性保証本部長 平尾 武士 氏
グループリーダー 6名(県内製薬企業から)
受講者 富山県内の製薬企業で品質保証の実務に携わる方 26名
「承認書整合性一斉点検」、「供給者管理」、「監査」のカテゴリーについて課題を持ち寄り、「委託元によって、さまざまに異なる要求に対してどう応えればよいのか」「資材の供給先が監査に応えてくれない場合、どのように対応すればよいのか」等の問題について活発に意見交換がなされました。それぞれのグループの見解を発表したのち、グループを超えた意見交換を行い、脇坂先生から講評をいただきました。
受講者からは「他社の運用や実例を聞ける良い機会となった」「各社の見解を知ることができ、自社の課題が見つかった」等の感想をいただきました。
また日医工株式会社の平尾信頼性保証本部長をお迎えして、「医薬品の品質保証と品質文化」と題した講演をいただきました。これまでの業務経験をもとに、品質保証はデジタル技術を活用して仕組みとして管理することや、製造部門と品質部門がお互いの課題を出し合い、建設的に解決策を考えられるような信頼関係を醸成することが大切であることを分かりやすくお話しいただきました。
脇坂先生、平尾講師を囲んで
募集チラシへのリンク↓
https://kusuri-consortium.jp/wp-content/uploads/2024/11/c185208ce315279e8378970feead89a5.pdf