2022.11.14
富士フイルム富山化学株式会社

新薬開発に加え、新規モダリティのCDMO事業に注力しています。

 富士フイルムグループは、トータルヘルスケアカンパニーとして「予防」「診断」「治療」の3領域で幅広い事業を展開しています。この中で、富士フイルム富山化学は、「治療」領域を担う中核企業として、医療用医薬品の研究開発・生産・販売を行っています。

 40年以上にわたる抗感染症領域に対する知見を活かし、近年は、国内でペニシリン系抗生物質の合成および無菌製剤の製造を行う唯一のメーカーとして、製造受託にも注力しています。

 また、新型コロナウイルス感染症のmRNAワクチンにも用いられている脂質ナノ粒子 (Lipid Nanoparticle、LNP)やリポソームなどのドラッグ・デリバリー・システム(DDS)技術を用いた製剤のプロセス開発・製造受託事業(CDMO事業)を推進。2020年には、商業生産に対応した新製剤工場の稼働を開始しています。今後は、LNPなどを用いる新規モダリティにも対応したCDMO事業に注力していきます。

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