2024.12.03
富山大学附属病院では、がん患者さんを対象に、身体・精神状態の問診を在宅でも行える観察研究を開始

富山大学附属病院 臨床研究開発推進センターでは、臨床研究のデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでおり、その第一弾として、紙によるがん患者向け身体・精神状態問診(IPOS)を電子化した観察研究を開始しました。

新たに作成したスマートフォンアプリを用いることで、がん患者の利便性を向上し、医療従事者とのよりスムーズなコミュニケーションにつながることが期待されています。

この取組みは、富山くすりコンソの支援(2023年度~)により実施されています。

■詳細はコチラから(富山大学プレスリリース)

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【参考】

富山大学附属病院 臨床研究開発推進センター

https://www.hosp.u-toyama.ac.jp/tiken/index.html

富山大学附属病院

https://www.hosp.u-toyama.ac.jp

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【用語解説】

※IPOS:Integrated Palliative care Outcome Scaleの略。ホスピス・緩和ケアにおける評価尺度の一つ。症状だけでなく社会的側面、スピリチュアルな側面など緩和ケアに必要な全人的な評価を可能とする。