発行日:2022年5月24日
発行元:「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアム運営事務局
https://www.kusuri-consortium.jp/
目 次
(1)2022年度事業をスタートしました。
(2)令和4年度第1回研究評価委員会を開催しました。
(3)研究成果が論文として公表されました。(富山大学)
(4)「スーパー中和抗体(開発コード:UT28K)」の実用化に向けた共同研究について。
(1) 2022年度事業をスタートしました。
富山県の医薬品産業の更なる発展を図るため、2022年度も引き続き、医薬品分野の研究開発と人材育成を推進していきます。
研究開発
・富山大学、富山県立大学、富山県薬事総合研究開発センターにおいて、「創薬」と「製薬」の研究開発を実施(10テーマ)
人材育成
・全国の学生を対象にしたサマースクールの開催
・今後の成長分野であるバイオ医薬品専門人材育成研修
・連続生産技術の導入に向けた取組み
(2) 令和4年度第1回研究評価委員会を開催しました。
5月12日に開催した研究評価委員会で、研究評価委員から事業化を目指した研究開発への意見や評価をいただきました。各研究テーマが、富山県の医薬品産業に貢献できるように、コンソーシアム事務局で伴走支援していきます。
(3) 研究成果が論文として公表されました。(富山大学)
「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造コンソーシアムで支援している富山大学の研究成果が論文として公表されました。富山大学で昨年取得した「ヒト・スーパー中和抗体 UT28K」 は、オミクロン株を含む新型コロナウイルスの多種の変異株感染を防御できる治療薬となり得ることが確認されました。
なお本研究には、富山県衛生研究所ウイルス部が参画しています。
(以下、富大HPリンク)
https://www.u-toyama.ac.jp/news-education/27907/
(4) 「スーパー中和抗体(開発コード:UT28K)」の実用化に向けた共同研究について
富山県は、富山大学、株式会社ペルセウスプロテオミクスと、新型コロナウイルス感染症に対する「スーパー中和抗体(開発コード:UT28K)」についての共同研究に関する覚書を締結したことを公表しました。今後、富山大学、ペルセウス社と共同でスーパー中和抗体UT28Kの実用化に向けた開発を推進してまいります。
(以下、くすりのシリコンバレーTOYAMA創造コンソーシアムHPリンク)
https://www.kusuri-consortium.jp/2022/05/toyama-17.html
(以下、富山県HPリンク)